IPEVO iZiggi HD ワイヤレス書画カメラとiPadの歯科臨床応用~訂正あり~

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IPEVO社が発売したiZiggi HD ワイヤレス書画カメラに興味をを持ち、営業担当にコンタクトを取った所商品提供をして頂くことになりました。書画カメラという商品自体、耳慣れない方も多いと思います。一般的には昔のOHP(オーバーヘッドプロジェクター)に代わり、教育/プレゼンテーション用に使用される商品であまり身近な品ではないかもしれません。私が以前に提供して頂いたのは同社のPoint 2 View P2V-Aという商品でしたが、これを歯科医院でのレントゲン写真をMac上に映し患者説明用に使うことを考えました。P2V-AもMacに接続すれば実用にはなりますが、ケーブルを繋いだMacを診療室に設置するか移動させなければならず、画素数不足とフレームレートが低く画像処理がもたつくので、でいざ使いたいという時の即時性に欠けてました。
iZiggi HDに注目したのはWi-Fi接続でiPadに画像を出すことができること、iZiggi HDは別所に固定しiPadのみを患者に見せることが可能です。画素数も500万画素ですので、レントゲン画像には十分ですし画像処理エンジンにあたるICチップが高性能化している分、フレームレートも上がっているものと思われます。

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商品構成は本体、マイクロUSB充電ケーブル、延長ケーブル、電源アダプタ、アンチグレアシールド、ユーザーマニュアル(英語版)となります。日本語ユーザーマニュアルは添付されていないので別途こちらからダウンロードすることになります。

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iZiggi HDの本体サイズはiPhone 6より小型です。本体にバッテリーが内蔵されていますので予め充電しておけばコードレスでメーカー公称3時間の連続駆動が可能です。

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iPad用App「Whiteboard」はiTunesのApp Storeから無料ダウンロード可能です。

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AppをインストールしたらiZiggi HDの電源を入れ、設定→Wi-FiにてiZiggiを選択するだけで、iPadとのWi-Fi接続は完了。驚くほど簡単です。

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iZiggi HDと歯科用レントゲンフィルムの距離は、最短焦点距離の関係でライトボックスから5~6cmが最適です。多少小さく写ってしまうのでiPad側でピンチして拡大すればジャストサイズに収まりますが、小さすぎるとデジタルズームと同じく画像は粗くなってしまいます。傾きに注意すれば上下、左右の調整はiPad側で合わせられますのでそれほど拘らなくとも大丈夫です。画像のライトボックスはFUJICOLOR LEDタイプビュワー LEDビュアープロ 4X5という製品ですが、歯科用レントゲンフィルムには十分なサイズでiZiggi HDと並べて30cm×20cm程の設置面積があれば十分です。

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iPad mini 2の画面上の画像は鮮明で、フィルムを動かしてもフレームレート不足で画像の追従が遅れるようなこともありませんでした。

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取り込み画像の無修正スクリーンショットです。患者提示用デンタルフィルム画像としては十分な画質だと考えます。

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ツールを使用すれば指先で簡単に書き込みをすることもできます。

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表示された画像は左下の撮影ボタンを押せばカメラロールに保存可能です。

書画カメラの歯科応用は即時性のある画像提示が最大の魅力となります。現像後すぐに拡大して見せることができる事は臨床では大事な事だと考えます。ただし従来は予めPCにUSBケーブルで接続するか、テレビ画面にRGBケーブルを接続しておく必要がありました。iZiggi HDとiPadのワイアレス接続は遙かに安価なシステム投資で、Wi-Fi圏内であればどこにでも持ち歩けるシステムを構築することができます。僅か500万画素の書画カメラですが、歯科用レントゲンフィルムの画像提示には必要十分な性能を持っていますし、筐体も非常にシッカリしており安定度が高く定価24,500円とは思えない商品でした。iZiggi HDの一般使用レビューは「Apple/Macテクノロジー研究所」に素晴らしいエントリが上がっていますので、こちらも是非ご参照下さい。

追記:iZiggi HDはワイアレス版の製品であり定価24,500円、USBタイプがZiggi HDで14,500円となります。記事アップ時に両製品を混同してしまい、誤った表記をしてしまいました。謹んで訂正させて頂きます。

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